2005年 07月 19日
『モーツァルト!』7/16ソワレ観劇。 |
ヴォルフガング・モーツァルト:井上芳雄 / コンスタンツェ:西田ひかる
ナンネール:高橋由美子 / ヴァルトシュテッテン男爵夫人:久世星佳
コロレド大司教:山口祐一郎 / レオポルト:市村正親
セシリア・ウェーバー:阿知波悟美 / アルコ伯爵:花王おさむ
エマヌエル・シカネーダー:吉野圭吾 / アマデ:伊藤渚
最前列上手端で観劇。
観劇で感激・・・。
ベタベタですが、本当にそういう気持ちでいっぱい、興奮気味です。
この作品は2002年10月(@日生劇場)、11月(@大阪シアター・ドラマシティ)、12月(@帝国劇場)に上演されたもので、今回は再演。
初演では一体何度観たことか・・・。
初演で、タイトルロールの井上芳雄くんの大ファンになり、井上くんのイベントにも色々と参加しました。
そしてミュージカルの楽しさを知るキッカケともなった作品。
なので再演を楽しみにしていたのです。
そしてそれは・・・期待以上に素晴らしい舞台でした。
音楽もノリのいい曲、しっとりと聴かせる曲とメリハリがあり、大好きな作品。
ミュージカル観劇歴が浅い私が言うのもおこがましのですが、井上くん、初演よりも更に歌、演技ともに良くなっていました。
歌声は深く、柔らかくなったという印象を受け、演技は両親の死を嘆き悲しむ姿、妻・コンスタンツェへの愛情など細やかな表現が胸にググッときました。
特に父親レオポルトとの関係がよかったです。
厳しいパパなのですが、「♪赤いコート」で井上ヴォルフとちょっぴりコミカルなやりとりがあったり、「♪私ほどおまえを愛するものはいない」や「♪星から降る金」での親子愛・・・。
初演では見えていなかったモノに今回は気付かされた感じです。
ロック調のミュージカルなので踊りも楽しめます。
特に井上ヴォルフが歌い踊る「♪チョッピリ・オツムに、チョッピリ・ハートに」、「♪並の男じゃない」は大好きなシーン。
そして忘れてはならないのが、コロレド大司教!
さすがの山口さん、歌も演技も余裕ありすぎて、笑いをとっています。
まず馬車に乗り込み、御者が馬に鞭打って出発するところで、いきなり馬車が動き出しのでしょうか、コロレド大司教が前にガックンと大揺れ。
そしてこのミュージカル、なぜかおトイレシーンがあって・・・。
ついたての向こうからニョキッと顔を出すのですが、もう髪を振り乱しちゃってて、大爆笑。
それをアルコ伯爵がやさしく直してあげているのもクスクスしちゃいました。
歌はバツグンで、もう自由自在に自分のモノとして歌っていました。
この落差が面白すぎます。
いつも感情移入してしまうのが、コンスタンツェではなく姉のナンネール。
高橋由美子ちゃんはとっても歌が上手で、かわいらしいお姉さんを演じています。
コンスタンツェは初演の松たか子さんがとっても良かったので、そのイメージが強すぎるのか、西田ひかるちゃんではもの足りないです。
上手なんだけど。
8月はコンスタンンツェが木村佳乃さん、ヴァルトシュテッテン男爵夫人が香寿たつきさんに替わるので、これも楽しみです。
この後、名古屋、博多と公演が続きます。
その他書きたいことは山ほど!(=私の笑いのツボ)
アルコ伯爵の微妙な音程がクセになってきた。
同じくアルコ伯爵の「乱入です」も。
初演に続き、砂川さんが演じているコンスタンツェの継父トーアヴァルトの「サツを呼べ!」が最高。
召使たちの「ナイフ、フォーク、スプーン、ピカっ☆」も笑えます。
とにかく、井上くんが素敵。
「♪僕こそ音楽」ではヴォルフガングというよりも井上くん本人が、歌うの大好きーっという感じで伸びやかに歌っており、観ている私も気持ちよかった。(本当は井上くんが見えてしまってはいけないんでしょうけど、ファン的にはOKなのです)
そして死ぬ直前のシーンはスポットライトを浴びて、あまりにも美しかった。
カーテンコールは井上ヴォルフがアマデと二人で投げキッス。
アマデをおんぶしてステージから去って行きました。
こんなところがカワイイのよね~。
東宝ミュージカル『モーツァルト!』
また、まったく違った作品ですが、同じモーツァルトが主役の映画、『アマデウス』もとってもおすすめの作品です。
アマデウス ― ディレクターズカット スペシャル・エディション
ナンネール:高橋由美子 / ヴァルトシュテッテン男爵夫人:久世星佳
コロレド大司教:山口祐一郎 / レオポルト:市村正親
セシリア・ウェーバー:阿知波悟美 / アルコ伯爵:花王おさむ
エマヌエル・シカネーダー:吉野圭吾 / アマデ:伊藤渚
最前列上手端で観劇。
観劇で感激・・・。
ベタベタですが、本当にそういう気持ちでいっぱい、興奮気味です。
この作品は2002年10月(@日生劇場)、11月(@大阪シアター・ドラマシティ)、12月(@帝国劇場)に上演されたもので、今回は再演。
初演では一体何度観たことか・・・。
初演で、タイトルロールの井上芳雄くんの大ファンになり、井上くんのイベントにも色々と参加しました。
そしてミュージカルの楽しさを知るキッカケともなった作品。
なので再演を楽しみにしていたのです。
そしてそれは・・・期待以上に素晴らしい舞台でした。
音楽もノリのいい曲、しっとりと聴かせる曲とメリハリがあり、大好きな作品。
ミュージカル観劇歴が浅い私が言うのもおこがましのですが、井上くん、初演よりも更に歌、演技ともに良くなっていました。
歌声は深く、柔らかくなったという印象を受け、演技は両親の死を嘆き悲しむ姿、妻・コンスタンツェへの愛情など細やかな表現が胸にググッときました。
特に父親レオポルトとの関係がよかったです。
厳しいパパなのですが、「♪赤いコート」で井上ヴォルフとちょっぴりコミカルなやりとりがあったり、「♪私ほどおまえを愛するものはいない」や「♪星から降る金」での親子愛・・・。
初演では見えていなかったモノに今回は気付かされた感じです。
ロック調のミュージカルなので踊りも楽しめます。
特に井上ヴォルフが歌い踊る「♪チョッピリ・オツムに、チョッピリ・ハートに」、「♪並の男じゃない」は大好きなシーン。
そして忘れてはならないのが、コロレド大司教!
さすがの山口さん、歌も演技も余裕ありすぎて、笑いをとっています。
まず馬車に乗り込み、御者が馬に鞭打って出発するところで、いきなり馬車が動き出しのでしょうか、コロレド大司教が前にガックンと大揺れ。
そしてこのミュージカル、なぜかおトイレシーンがあって・・・。
ついたての向こうからニョキッと顔を出すのですが、もう髪を振り乱しちゃってて、大爆笑。
それをアルコ伯爵がやさしく直してあげているのもクスクスしちゃいました。
歌はバツグンで、もう自由自在に自分のモノとして歌っていました。
この落差が面白すぎます。
いつも感情移入してしまうのが、コンスタンツェではなく姉のナンネール。
高橋由美子ちゃんはとっても歌が上手で、かわいらしいお姉さんを演じています。
コンスタンツェは初演の松たか子さんがとっても良かったので、そのイメージが強すぎるのか、西田ひかるちゃんではもの足りないです。
上手なんだけど。
8月はコンスタンンツェが木村佳乃さん、ヴァルトシュテッテン男爵夫人が香寿たつきさんに替わるので、これも楽しみです。
この後、名古屋、博多と公演が続きます。
その他書きたいことは山ほど!(=私の笑いのツボ)
アルコ伯爵の微妙な音程がクセになってきた。
同じくアルコ伯爵の「乱入です」も。
初演に続き、砂川さんが演じているコンスタンツェの継父トーアヴァルトの「サツを呼べ!」が最高。
召使たちの「ナイフ、フォーク、スプーン、ピカっ☆」も笑えます。
とにかく、井上くんが素敵。
「♪僕こそ音楽」ではヴォルフガングというよりも井上くん本人が、歌うの大好きーっという感じで伸びやかに歌っており、観ている私も気持ちよかった。(本当は井上くんが見えてしまってはいけないんでしょうけど、ファン的にはOKなのです)
そして死ぬ直前のシーンはスポットライトを浴びて、あまりにも美しかった。
カーテンコールは井上ヴォルフがアマデと二人で投げキッス。
アマデをおんぶしてステージから去って行きました。
こんなところがカワイイのよね~。
東宝ミュージカル『モーツァルト!』
また、まったく違った作品ですが、同じモーツァルトが主役の映画、『アマデウス』もとってもおすすめの作品です。
アマデウス ― ディレクターズカット スペシャル・エディション
by sister_ama
| 2005-07-19 14:13